ゲームから現実へ
先日、「鹿の足跡」と思われるもの(一番上の写真)を発見しました。軽い山道を歩きながらなんとなく発見したものです。これもゲーム内で鹿を撃っているおかげかもしれません。蹄の形で向かっている方向が分かります。この鹿?が来た方向には特別養護老人ホームがあるのですが、いいんでしょうか、そんな山奥で・・・
ほかにゲームで知ったことといえば、ヨーロッパ・小アジア・中東・アフリカ沿岸部の地理があります。「ROMA:Total War」というタイトルの戦略ゲーム(戦闘場面はリアルタイムストラテジー)で、MODを導入するとすばらしくリアルになったものです。日本語版はコーエーから出ていましたが、パッケージ版はCDが6枚ぐらい入っていて驚かされました。
元来、地名を覚えるのが苦手で、地図を見るよりは文章を読むほうが好きでした。しかし、ゲームの戦略画面内で、
・狭隘な地形なら敵を一方的に消耗させられる。
・沿岸航海のほうが1ターンに進める距離が長い。
・とにかく偵察が重要。待ち伏せを避ける。
・反乱を起こされるぐらいなら軽い税率で。
・疫病はどうしようもない。
戦闘画面(操作可能)では
・士気の概念があるので、包囲と騎兵の機動の意義がよくわかる。
・密集方陣(ファランクス)は側面と背後が弱い。諸兵科で固める必要あり。
・相手が小兵力でも、城攻めは犠牲が大きく不利。
・一旦軍が崩壊すると、追撃されて死傷者がうなぎ上りに。自身が勝っているときは追撃で戦果を増やさなくてはならない。
・飛び道具だけの軍は勝てない。
などということを学び、同時に重要な都市とか海峡の名前が頭に入ってきました。
それから現代の地図を眺めると、「だからここを占領したのね」と腑に落ちます。
ちなみに、刷新された「ROMA2:Total War」はもっと面白いですよ。